電気施工管理職は3~5年くらいかけて一つずつ資格を取得し、さまざまな現場を経験しながらスキルを身につけていきます。すぐに1人前になれる仕事ではありませんが、段階を踏んでステップアップしていくからこそ、確かな知識やスキルを習得することができます。また、電気施工管理職として5~10年くらい経験を積んだ後は営業職として活躍することをも可能です。
《入社1年目》
入社後1ヶ月間は社内の各部署(総務・設計・工務・CAD)をまわりながら研修を行います。その後、工務部に配属となり、先輩の指導のもとCAD操作や電気工事の流れを学び、第二種電気工事士の資格を取得します。
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《入社2年目》
小規模な現場を1人で受け持つようになります。ただし完全に任せきりにするのではなく、打ち合わせなどには上司が同席してしっかりサポートします。また、消防設備士や第一種電気工事士の資格取得にも挑戦します。
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《入社5年目》
自分なりの仕事の進め方が確立され、少しずつ担当できる現場の規模が大きくなっていきます。1級電気工事施工管理技士の資格を取得すると、5000万円以上の工事も担当できるようになります。