親カツ!!
親子で乗り切る「今」の就活
あさがくナビ(朝日学情ナビ)就活ニュースペーパー親カツ!!トップ > 就活用語解説

就活用語解説

就活でよく使われる用語をまとめました。
気になる用語はここでチェックしましょう。

就活(就職活動)

主に大学(大学院)の新卒(修了)予定者が、卒業後すぐに就職するために行う求職活動。
 (1)業界や企業、職種を選ぶ
 (2)自己分析を行い履歴書やESを準備する
 (3)OB・OG訪問をする
 (4)会社が主催するセミナーや説明会に参加する
 (5)エントリーシート(ES)を提出し、書類選考、面接や筆記試験などを受け、内定を得る
  ――という一連の活動。

新卒

その年に大学(大学院)を卒業(修了)すること。また、その人。新卒予定者を対象とした採用を「新卒採用」という。日本では世界でも珍しい「新卒一括採用」が慣行だが、一部見直して「通年採用」を導入する企業も出始めている。新卒採用に対するのは、「中途採用」「社会人採用」「経験者採用」など。

第二新卒

新卒で就職したものの、数年(多くは2〜3年)で退社し、再び就職活動をする人。新卒と、経験を積んだ社会人の間の位置づけ。近年、入社後3年で退職する人の割合が3割にのぼるなど増える傾向にあり、第二新卒を募集する企業も増えている。

就職情報サイト

就活生に企業の採用情報などを提供するWEBサイト。「就活ナビ」とも。「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」のほか「リクナビ」「マイナビ」などいくつかある。採用情報のほか、就活についてアドバイスする就活サポート、気になる情報をクリップできるマイページなどがある。個別の企業ページから、就活生が直接エントリーできる仕組みも備えている。1990年代半ばに始まり急速に普及した。多くの就活生が複数のサイトを利用している。就職情報誌の時代には、特定の大学の学生にだけ情報誌が届くようなケースがあったが、今ではすべての就活生が企業情報を簡単に入手できるようになった。ただし、多すぎる情報に溺れてしまう学生も多い。

キャリアセンター

大学の就職課。キャリア支援課、就職支援センターなど、呼称は大学によって異なる。学生生活や就職活動などを通じ、学生が将来どのような社会人になりたいか、キャリア(経験・経歴)をどのように積んでいくかを探す(キャリア開発)支援をする。就活に向けては、ESの書き方指導のほか、企業に呼びかけての学内説明会や就活セミナー開催、企業のインターンシップ紹介、悩み相談などを行い、企業の採用情報やOB・OG情報など就職活動に必要な情報を学生に提供する。HPなどで保護者向けに就活情報を提供している大学もある。

ページのトップへ

経団連指針

日本経済団体連合会が定めている「採用選考に関する指針」。2017年卒の採用選考のルールについて、15年12月の改定版で発表した。短大や高等専門学校、大学、大学院修士課程の卒業・修了予定者が対象で、会員約1300社に順守を求めるが、罰則なしの紳士協定のため、守らない企業も多い。

会社説明会などの「広報活動」は16年3月1日以降、面接、筆記試験などの「選考活動」は6月1日以降、正式な内定日は10月1日以降とし、留学経験者への配慮、秋季採用、通年採用など多様な選考実施に努めるよう定めた。内定日前の誓約書要求など自由な就職活動を妨げる行為を禁じた。指針の手引きでは、選考活動について授業やゼミ、実験、教育実習の時間と重ならないよう土日祝日や夕方以降に行うなど工夫を求めた。学生に提出させる成績証明書の活用も促す。3月1日より前にインターンシップを実施する場合は、5日間以上行い、選考活動と無関係であることを明示するよう求めた。政府は全ての企業が新ルールを順守するよう、経団連以外の経済団体にも文書で周知した。

かつては企業側と大学側が「就職協定」で就活開始時期を決めていたが、「青田買い」が横行して廃止された経緯がある。経団連未加盟の企業や外資系企業は今でも自由に採用活動をしている。

求人倍率

企業の求人数の合計を求職者数で割ったもの。求職者1人につき、何件の仕事があるかを示す。景気が良いときは高く、不景気だと低くなる。1倍を割り込むと、求職者よりも求人件数が少ない状態。大卒の求人倍率は、リクルートワークス研究所が毎年まとめている。2008年、09年春卒業者の求人倍率は2.14倍で求人数も90万人を越えていたが、08年のリーマン・ショックを境に急激に落ち込み、11〜14年卒まで求人倍率は1.2倍台、求人数は50万人台が続き、「超氷河期」と呼ばれた。15年卒から回復に転じ16年卒は1.73倍、約72万人となった。経済状況の指標にも使われる「有効求人倍率」は、ハローワーク(公共職業安定所)が扱った月間有効求人数を月間有効求職者数で割ったもので、新卒の求人数・求職者数は含まれない。

ソー活

facebookやTwitterなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS、ソーシャルメディア)を使い、双方向でコミュニケーションをとる就職(採用)活動。企業は採用情報や新製品情報などを発信し、学生は自分の情報を企業に向けて公開する。短時間の面接より友人関係や活動の様子など学生の人となりがわかるため、facebookを選考に取り入れる企業もある。企業の採用担当者は就活生のSNSを見ていると思った方がよい。人に見られて恥ずかしいこと、誰かの悪口、社会的に問題になること、アルバイト先などで知った個人情報や企業秘密などを書き込まないのが基本。

ブラック企業

違法または悪質な労働条件で働かせる会社。違法・脱法的な“反社会的企業”一般を意味していたが、2008年ごろから就職難を背景にインターネット上で呼ばれるようになった。特徴は、
(1)「君の代わりはいくらでもいる」との圧力を背景に若者に異常な長時間労働を強いる
(2)大量に採用し直後から生き残り競争を課して大量に辞めさせる
(3)優秀・従順でない社員はパワハラで精神的に追い込み「自己都合」退社させる
 ――など。

中小企業

中小企業の企業数は約381万社(2014年7月時点、中小企業庁)で、国内の全企業の99.7%に上り、雇用者数では全体の7割を占める。就活では名前のよく知られた大企業に目が行きがちだが、早いうちから中小企業にも目を向け、自分に合った企業を探すことが大事だ。中小企業基本法の定義では、「製造業」では従業員300人以下または資本金3億円以下、「卸売業」では従業員100人以下または資本金1億円以下の企業。「小売業」では従業員50人以下または資本金5000万円以下。「サービス業」では100人以下または資本金5000万円以下。

ページのトップへ

リクルートスーツ

就職活動の際に着るスーツ、またその着こなしのスタイル。スーツは黒、紺、濃いグレーなどオーソドックスな色みが多く、シンプルな形。就職活動の長期化や説明会などで毎日着るため、2〜3着用意することも。スーツは一着2万〜3万円ほど。シャツやベルト、靴、カバン、コートなど、一式そろえるために費用がかかる。色や形にこだわるよりも、アイロンをきちんとかけるなど清潔感や身だしなみを整えることが大切。

リクルーター

直接の人事担当者ではないが、採用を補助する目的で、入社希望者と接触する社員のこと。同じ大学の出身者や、年齢の近い若手社員が多い。一時期少なくなっていたが、大手企業の採用意欲の高まりとともに、復活したり、新たに取り入れたりする企業が目立つ。リクルーターとの面会は、採用面接を兼ねている場合もあり、気を抜かずに臨んだほうがよい。

学校推薦制度

主に専門性の高い理系学生の採用で一部大手企業と有力大学の間にある制度で、大学が学生の推薦状を出し学生が企業に提出する。推薦を得た学生は高い確率で採用されるが、他社を自由に受けることはできない。大学ごとに数が決まっているケースが多い。企業が採用数を減らした時期には推薦枠も減る傾向にあり、推薦状があっても不採用になるケースがあったが、採用意欲の高まりとともに推薦の比率を高めて確実に採用しようとする企業が増えている。内定を得た学生が大学に推薦状発行を依頼して会社に提出する「後付け推薦」もある。企業にとっては内定辞退を防ぐ効果がある。推薦制度に対するのは「自由応募制度」。

学歴フィルター

企業が学生を大学名で選別すること。企業が想定した「上位校」以外の学生が「就職説明会などへの出席を断られる」「書類選考で落とされる」といった形で現れる。志望者の多い人気企業などで行われることが多い。人気企業の会社説明会の参加申し込みの際、中堅校の学生が開くと「満席」なのに、上位校の学生が開くと申し込めた例などが報じられた。大学によって定員に差をつけているとみられる。特定の大学の学生だけを選考対象にした「指定校制度」や「ターゲット校」と似ている。

OB・OG訪問

学生が、企業で実際に働いている先輩社員を訪問し、社風や仕事内容、働きやすさなどを聞くこと。先輩社員は、大学のゼミやサークル、アルバイトなどのつながりのほか、キャリアセンターで紹介している大学もある。人事部で紹介してくれる会社もある。学生は、社会人に貴重な時間を取ってもらうということを忘れずに、マナーに気をつけ、企業について事前に調べられることは調べ、聞きたいことを整理しておくことが大事。ネットなどではわからない情報を得られるだけでなく、ESを見てもらったり、志望理由、自己PRを聞いてもらったりするチャンスでもある。OBはその学校の卒業生、先輩。OGは女性の卒業生。企業研究に欠かせない活動であり、大学の先輩のツテがなければ、直接のOB・OGでなくてもよいので、志望する会社の社員の話は必ず聞くようにしたい。

ページのトップへ

自己分析

就職活動に臨む学生が、今までの人生を振り返り、自分は客観的に見てどのような人間なのか、何が得意でどんな仕事に向いているのかを考える作業。「今までどのような活動に力を入れてきたか」「失敗体験や成功体験からどのようなことを学び、自分にどう影響したか」「人とのどういう関わりが得意か」「今後どのように成長していきたいか」など。「自分史」を整理したり、これまでの体験を項目ごとにひたすら書き出したりするやり方もある。分析してまとめた内容は、ESの自己PRや長所、短所の作成、面接に生かす。自分1人では見えない部分もあり、友人や親の助言が気づきのきっかけになることも。

エントリーシート(ES:イーエス)

企業が独自に作成する採用選考の応募用紙のこと。氏名、住所、経歴、大学、専攻といった基本情報に加え、「志望動機」「自己PR」「学生時代に打ち込んだこと」の3大テーマに大きなスペースをとっていることが多い。ただ、各社独自の質問を工夫し、学生の個性や志望度を測ろうとする。白紙に「あなたを自由に表現してください」という欄を設けたESや自分らしい写真を貼らせるものも。WEB入力方式の企業が主流だが、手書きにこだわり郵送で受け付ける企業も少なくない。持参させる会社もある。多くの企業がESで書類選考で面接に呼ぶ学生を選ぶため、採用選考の最初の難関といえる。また、書いて終わりではなく、その後の面接ではESをもとに質問される。

1991年にソニーが学校名不問の採用を導入した際に応募用紙をこう呼んだのが始まりとされ、その後急速に広まった。多くの項目、大量の文字数を書かなければならないうえ、数十社提出するのが当たり前。就活生は大きな負担を強いられている。

インターンシップ

学生が在学中に一定期間、企業や官公庁で就業体験をすること。実際の仕事やグループワークを体験することで、働くイメージを明確にし、仕事選びのヒントにすることができる。大学が受け入れ企業を紹介し、インターンシップへの参加が授業の単位として認められるケースも。原則無報酬で、大学3年の夏休みや冬休みに5日から10日間ほど実施されるのが主流。経団連の指針の手引きでは「採用選考活動と関係ない旨をホームページ等で宣言」することとしているが、実際には選考の参考にしている企業も多い。また「5日間以上」と規定しているが、「ワンデーインターン」などと称する短縮版を実施する会社もある。人気企業のインターンは書類選考や面接もあり競争率が高い。他では得られない貴重な体験なので、チャンスがあれば積極的に参加したい。

会社説明会

企業が学生を対象に、会社概要や採用情報、求める人材などを説明するためのイベント。企業が主催する個別の「会社説明会」のほか、就職情報会社が多数の企業を集めて開く「合同企業説明会(合説=ごうせつ)」や、大学が企業を集める「学内セミナー」など様々なタイプがある。人気企業の個別説明会は、WEBでの事前予約スタートから数分で満席になってしまうこともある。

プレエントリー

企業の採用試験への事前登録。本エントリー前に必ずさせる企業が多い。学生にとっては、その企業に興味関心があることを伝えることでもある。就職情報サイトや、企業のホームページから申し込むのが主流。プレエントリーすると、企業から会社説明会の日程や採用に関するお知らせが届いたり、その企業の採用ページにアクセスすることができるようになったりする。本エントリーにはESの提出が必要。

ページのトップへ

WEBエントリー

インターネットから企業の採用選考に応募すること。現在は、多くの企業がWEBを通してエントリーを受け付けている。気軽にできるため、1人で数十社、中には100社以上にエントリーする学生もいる。数万人規模の応募が殺到する人気企業では丁寧な選考ができなくなり、書類選考や適性検査で多くの学生をばっさり落とす企業もある。

SPI(SPI2、SPI3)

就職情報会社リクルートの関連会社が企業向けに販売している適性検査。採用選考の一つとして、多くの企業が利用している。測定内容は、能力検査(言語・非言語)、性格検査がある。SPI3が最新版。書店には対策本がずらりと並ぶ。ペーパーテストのほか、自宅などのパソコンで回答するWEBテスト形式、全国にあるテストセンターに出向いて受ける形式などがあり、企業によって異なる。

グループディスカッション(GD)

採用選考の一つとして実施される集団討論。5〜8人程度のグループで、与えられたテーマについて討論する。討論させるだけの場合もあれば、討論後にグループでの意見や考えを発表させる場合もある。リーダー、書記、タイムキーパー、などの役割を決めるケースや、「新商品を考えて」というワーク的な討論も。自分の意見を言うだけでなく、人の話を聞く力も大事。

内定

企業が「あなたを採用します」という意思を学生に示すこと。経団連の「採用選考に関する指針」では、内定を出すのは「卒業・修了年度の10月1日以降」とされており、この日には多くの企業が内定者を集めて「内定式」を一斉に開く。

内々定

卒業・修了学年の10月1日より前に、企業が「あなたを採用します」という意思を学生に示すこと。事実上の内定。

ページのトップへ

お祈りメール

企業からの不合格通知メール。文末に「○○様の就職活動の成功をお祈りしています」「ご健闘をお祈り申し上げます」などと書かれていることが多いため、学生の間でこう呼ばれるようになった。最近は、合格者だけに次の面接日程などの連絡メールを送り、不合格者には何の通知もしない企業もあり、「サイレント(沈黙)お祈り」と呼ばれている。

オワハラ

「就活終われハラスメント」の略で、企業が内定(内々定)と引き換えに就活を終えるよう学生に迫ること。2016卒採用では、大手の選考スタートが8月に後ろ倒しされたため、早めに内々定を出す企業が内定辞退を恐れて頻発し社会問題化した。「今すぐここで他社に断りの電話を入れて」などという悪質なケースもあったという。オワハラは「職業の選択の自由」を侵害する違法行為。
(1)学生には職業選択の自由があり、内定後でも辞退できる
(2)内定承諾書や誓約書に法的な拘束力はない
 ――この2点を知っていることが大事。その場で抗議するのが難しければ、承諾したうえで、他社の就活を続けて構わない。

ページのトップへ