3年間は土台づくりの期間と位置付けており、店舗で勤務しながら継続的に研修を行います。3年目以降から昇給試験を受け、部門責任者(チーフ)にステップアップしていくのが一般的ですが、なかには2年目で本社へ異動するケースもあり、キャリアステップの道はさまざまです。年1回、自己申告シートを提出する機会があるため、自分は何がやりたいのかをイメージしながら店舗で働き、将来のキャリアに活かしていきます。
《入社1年目》
本社で2週間の座学研修を行った後に、5月末まで店舗の各部門をまわりながら研修を行います。6月以降は配属先の部門でOJTトレーナーの指導のもと、商品加工・商品陳列などの作業をひと通り覚えていきます。
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《入社4年目》
部門責任者(チーフ)に昇格し、部門全体のマネジメントを行います。一部門でも売上は月間1000万円くらいあり、10人程度をマネジメントするため、手掛ける仕事の規模はドラッグストアの店長レベルです。
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《入社7年目》
部門責任者(チーフ)の経験を活かし、店次長(副店長)、バイヤー、商品企画、人事など、本社や関連会社を含めたさまざまな部門で活躍するようになります。
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《入社10年目》
本社を経験した後に店長へなど、キャリアはより多様化します。店長の場合、1店舗あたりの売上は月間1億3~4千万円くらい。60~70人くらいを統括するため、手掛ける仕事の規模は中小企業の社長レベルです。