インターンシップ&オープン・カンパニー ガイド
【輸送用機器・自動車関連】
ドリームスデザイン設計の仕事を通じて、
たくさんの夢をカタチにする
- Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)でチェック&アクション
研修は、現場の最新トレンドや先輩設計者の知見をもとに、毎年アップデートされながら、新人設計者に受け継がれていく。
こうした伝承を重ね、素材~設計~生産まで各フェーズを担い、新しいカタチを創造していく

13年前、「いつか自社ブランドのクルマをつくりたい」という壮大な夢を持ったエンジニアたちが集まって設計会社を設立した。社名はドリームスデザイン(DDC)。
「ドリーム」が複数形なのは、会社や顧客の夢だけでなく、社員一人ひとりの夢を含めた「たくさんの夢をカタチにする会社」という意味。ロゴデザインも、「C」の文字の右側を閉じて「∞」の形状にして、夢の力には無限の可能性があるという想いを込めた。
創業以来、メーカーなどと信頼関係を築き、自動車の内外装の設計で独自のポジションを確立した。街でよく見かけるミニバンなどでも、シート全般の設計に関わってきた。
創業期には超小型電気自動車「rimOnO(リモノ)」の開発に参画し、メディアで反響を集めたことに始まり、最近では、自動運転を想定して新素材を使った三井化学のコンセプトカー「hour’s Pod」の開発を支援した。100年に1度の変革期を迎える自動車業界にあって、新しい技術への挑戦は常に続いている。
本社統括部部長の永尾聡史さんは「私も設計の出身ですが、自分で考えたモノが世に出るときはドキドキします。そのクルマをいろんな人に見てもらったり、知り合いが乗っていたりするとうれしいし、自信にもなります。設計が大変であればあるほど、出来上がったものに愛着が湧き、達成感もひとしお。会社もどんどん新しいことに挑戦して、経験したことのない依頼が来るので、日々色々な楽しみがあります」と語る。
次世代に技術を伝承するサポート体制
チームで「楽しく厳しく」夢を目指す
「設計の業務は1人ではなくチームでやるので、大きな仕事も早い段階から経験できるのは、DDCの強み。無理難題を突きつけられるのが設計の仕事ですが、そんな時もチームで相談して『みんなで乗り切ろう』と、楽しい雰囲気でやっています」と永尾さん。
社内での合言葉になっているのが「楽しく厳しく」。難しい領域にも興味を持って挑戦していくことで、個も組織も成長し、夢に近づいていこうという考えだ。
業務形態は、自社内で行う受託開発と、顧客企業に常駐する技術派遣。こんなモノをつくりたいという企画に対して、それをどう成り立たせるかを考え、設計支援ツール(CAD)を使って3Dモデルデータを作成し、製作用の図面を作るという仕事の流れになる。
そこで重要になってくるのは、各分野で一人ひとりが培ってきたノウハウを社内で共有すること。チームで行う日々の業務中でも、技術力の伝承を大切にしている。
研修体制において、その方針はさらに顕著だ。社員の半分以上が新人教育に携わり、講師などを務める。CADの使い方などの基本を学んだ新人たちに、それをどう活かすのかという実務に近い形で問題を提起し、自らの経験を踏まえてスキルを伝えていく。研修のやり方自体も毎年ブラッシュアップを重ね、次世代へのサポート体制を構築している。
近年の取り組みの一つが、エンジニアリング・サービス・プロバイダーだ。企画・解析・素材などのモノづくりの一連の流れを担うパートナー企業と連携し、タイで開発されたコンセプトカー(コラム参照)などに関わった。設計だけではない付加価値を提供することで、製品の魅力を高めようとするものだ。モビリティのあり方が変容していく時代にあって、自らが主体的に提案する「小さな大企業」を目指している。
文系出身者も成長できる環境
若手による働きやすさ提案がスタート
求める人物像について、採用グループ主任の岩城智さんは「文系理系を問わず、モノづくりに興味がある人。成長する過程を自らが楽しめる人。こうしたいという主体性のある人。そのどれか1つでも当てはまれば、当社で成長できると思います」と説明する。
実際に、過去の新卒採用では文系と理系が半々。理系には農学部や化学系、情報系の学生も含まれる。趣味もスノーボード、旅行、アクセサリーや菓子づくり、音楽制作など多様性に富む。
2年前に移転したオフィスは、名古屋駅から徒歩10数分のイオンモールの建物内にある。社員専用のラウンジや卓球台、ビリヤード台などは、「ワーク・ライフ・インテグレーション」を充実させる取り組みの一環だ。
始まったばかりの取り組みが、若手の若手による若手のための活動。働きやすい環境を追求していくために、将来を担う社員が話し合い、会社のあるべき姿をデザインしようとしている。
第2新卒で入社3年目の、採用グループの白土滉樹さんは語る。「定年まで40年以上働く中で、仕事はお金を稼ぐ手段だという考え方も否定できません。しかし、その40年で何かを成し遂げたい方や、自分で考えたものをカタチにしたい方にとって、当社の設計職は夢を実現できる仕事です。思い描いたもので人々を喜ばせたいという想いのある方は、ぜひ当社にお越しください」

アイデアをカタチにしながら、次世代のモノづくりの最前線で活躍しませんか?
One more thing ...
「TOYOTA Hyper-F CONCEPT」
外装パーツの開発・設計・製造を支援
トヨタグループのタイの現地法人TCD-ASIAによるコンセプトカー「TOYOTA Hyper-F CONCEPT」の開発に、DDCは参画した。パートナー企業である三井化学やシイエム・シイなどとともに、外装パーツの開発・設計・製造をサポートしている。
ベースの車両は、新興国向けに展開されているSUV「FORTUNER」。樹脂などを使った新素材と、3Dプリンターの造形・加工技術によって軽量化を実現。2024年6月にはカスタムカーショー「バンコクオートサロン」に出展されて話題を集め、同年12月の「タイ25時間耐久レース」でもペースカーを務めた。
金型を使わずに3Dプリンターを用いた設計は、多品種少量生産に対応。顧客企業やユーザーの視点に立ってDDCが提案する、未来のモノづくりの一つだ。
- 社名
- ドリームスデザイン株式会社
- 【募集職種】
自動車部品の設計・開発エンジニア
【応募方法】
「Re就活キャンパス」よりエントリー
【対象卒業年】
2027年卒、2028年卒 - 【インターンシップ&オープン・カンパニー情報】
<名古屋開催>エンジニア体験オープンカンパニー
<毎週土曜日>オンラインセミナー(個別対応可) - 【インターンシップ等詳細】
モノづくりのお仕事を実際に体験できます
参加者限定! 実際に働いている現場をお見せします
先輩社員との交流あり! 実際に働いている社員の声が聴けます
オンライン→業界・仕事内容の説明
オンライン→カジュアル面談
対面→CAD体験
対面→職場体験、社員交流
- Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)でチェック&アクション
- 会社データ
- 【事業内容】自動車関連、工業製品等における設計・開発事業
【本社】】〒451-0051 愛知県名古屋市西区則武新町3丁目1-17 BIZrium名古屋4F
【資本金】2990万円
【売上高】7億2000万円
【設立】2012年7月
【従業員数】78人