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面接とは?

学生の指向性や適性、会社との相性や志望度の高さを、会話のキャッチボールを通して総合的に判断します。面接の回数によって、評価ポイントは変わります。

一次面接
大手企業:平均 5~10分程度
それ以外:平均15~30分程度

グループ面接・説明会と同日開催のケースも。グループ面接では他の学生が話しているときの聞く姿勢や、他の学生と比較して話す長さが適切かどうかも評価対象になっている場合が多い。
一般的な質問が多い(自己PR・学生時代に頑張ったこと・志望動機)。

二次面接
(回数は企業により様々)
大手企業:平均15~20分程度
それ以外:平均30~60分程度

個人面接のケースが多い。個人の考えや経歴、指向性を探る具体的な質問がされる。
一次面接よりも、会話のキャッチボールが重視される。

最終面接
大手企業:平均15~20分程度
それ以外:平均30~60分程度

役員や部長が最終的な合否判断をする面接。学生1人に対して、面接官が5~10名ほどで対応するケースも。
能力よりも、会社との相性や志望度の高さを見ている。

その他の形式

・グループワーク

特定の課題にグループで取り組むもの。ワークに参加する積極性や、コミュニケーション能力が評価項目になっている場合が多い。形式は業界や企業ごとで様々。

・グループディスカッション

特定の課題に対してグループで議論するもの。グループワーク同様、ディスカッションに参加する積極性や、コミュニケーション能力が評価項目になっている場合が多い。どのような結論を出したかよりも、結論に至るまでのプロセスが重視される場合が多い。また、テーマは時事問題や業界トピックスに関わるものが多いため、日ごろから新聞を読むことや、業界のニュースを押さえておくこともポイントになる。

面接で人事担当者は何を見ている?

身だしなみ

初期の段階では、『第一印象』が結果を左右します。
笑顔で面接官の目を見て話すこと、大きな声でハキハキ話すことで印象は大きく変わります!

緊張してしまう人、目を見て話すのが苦手な人は、面接官のおでこや眉毛のあたりを見ると、目線も上がり自然です。

立ち振る舞い

面接の部屋に入る前後の立ち振る舞いでも印象は大きく左右されます。

・部屋に入る前にノックする。
・ドアを閉めたら、面接官のほうに向きを変えて挨拶をする。
・椅子の横まできたら、荷物を置き、「○○大学の●●●と申します。よろしくお願いします」と挨拶をする。
 この際、おじぎをしながら挨拶をするのではなく、挨拶⇒おじぎの順で一度に複数の動作をしないようにする。
・部屋を出る際は、もう一度面接官のほうに向きを変えて挨拶をする。

挨拶や動作は、面接のときだけ気をつけても1日でできるようになるものではありません。普段の生活や説明会に参加をするときから、丁寧な対応や元気よく挨拶することを心がけましょう。

会話のキャッチボール

面接の基本は『コミュニケーション』。聞かれた質問に答える、結論から話すことを心がけよう。

面接で見られているのは《面接中》だけではありません!
最寄り駅から会社に到着するまでや、面接の控え室での態度も見られている場合もあります。
・最寄り駅から面接は始まっていると心得ましょう。
・ビルの下でコートを脱ぐようにしましょう。
・ビルに入る際に、携帯の電源をOFFにしましょう。
・社員の方とすれ違ったら、元気良く挨拶をしましょう。
・控え室では、通路ではなく机の下に荷物を置くようにしましょう。
・面接終了後、ビルを出た後も、最寄り駅までは面接が続いていると心得ましょう。

人事担当者の生の声

面接の冒頭で聞かれる「自己PR」や「志望理由」は、用意してきた内容を話してもらい緊張をほぐしてもらう目的で聞いているケースもあります。緊張はすると思いますが、リラックスして自分らしく話してください。

面接はプレゼンテーションではなく会話です。対話をしながら、学生がどんな人なのか、どんな良いところを持っているのかを探していくので、素の自分を出して欲しいです。