選考対策コンテンツ 通る!ES文例集 受かる!面接対策

ES(エントリーシート)とは?

大手企業やグローバル企業を中心に、採用活動に取り入れている応募書類。
氏名や大学名などの情報に加えて、企業ごとに様々な設問が設けられています。

選考の“最初のステップ”にESを導入する企業が多数!

→ESが通過しないと面接を受けることができない…

ESをもとに面接を実施。

→ESのクオリティーが面接のカギに!

どんなESは読みたくなる?

こんなESは読みたい

  • 字が丁寧で読みやすい。
  • “言いたいこと”が分かりやすい。
  • 具体的なエピソードが書かれている。
  • “読みたくなる”ESは、“会ってみたい”と思ってもらうことができる。

こんなESは読みたくない

  • 字が読みにくい。誤字脱字が多い。
  • 一文が長く、“言いたいこと”が分かりにくい。
  • 抽象的で、誰のESなのか分からない。
  • “読みたくない”ESは、最後まで読まれない可能性も。

人事担当者の生の声

学生の中には、「ボランティア経験」や「アルバイトやインターンシップの実績」「ビジネスコンテストの優勝」など、何かすごい経験や経歴をアピールしなければいけないと考えている人も多いようです。私たちが知りたいのは、経験や実績の内容よりも、何かに取り組んだ過程で「感じたこと」や「考えたこと」です。『通過できそうな文章』ではなく『あなたが伝えたいこと』を書いてください。

「一文が短く読みやすいES」「最初に結論が書かれていて、言いたいことが伝わってくるES」は、読み進めたくなります。ESを1日で何枚も読むので、「分かりやすさ」はポイントになります。Web提出を採用している企業が多いと思うので、誤変換には気を付けて欲しいですね。せっかく内容が良くても、変換ミスがあるとマイナスポイントになります。

ESは書類選考だけでなく、面接の材料としても使用しています。面接官は面接の前に、ESを確認し面接で聞くことをイメージします。面接で聞いて欲しいこと、話したいことはESにも書いておいたほうが良いと思います。学生の人となりを知るために、「趣味や特技」について質問する面接官もいます。ESの「趣味や特技」の欄も、当たり障りのないことではなく、「あなたらしさ」が伝わる内容を書いてください。

ESを書くポイント

自己分析と業界研究がカギ

ESを書く内容を考える前に、自分自身のこと、志望する業界を知ることがポイントです。ES対策や面接対策だけでなく、納得した就職活動をすることにもつながりますので、真剣に取り組みましょう。

自己分析

『強み』や『得意なこと』だけでなく、あなた自身がどのような人なのか『人間性』も知りたいと、採用担当は考えています。
・どんなときに嬉しいと思うか
・どんなときに頑張りたいと思うか
・どんなときに達成感を感じるか
あなた自身のこれまでを振り返ってみましょう。

『リーダーシップ』や『行動力』のある人が内定を獲得しやすいというイメージがありますが(それも間違いではありません)、社会には様々な仕事があり、様々な人が働いています。

  • コツコツ作業できること
  • 縁の下の力持ちとしてサポートをすること
  • デザインや文章を考えること
  • 勉強して知識を蓄えること
  • データや数字を解析・分析すること

仕事で活かせる『強み』は様々。

「こんなことをアピールしたら、内定をもらいやすいのではないか?」と考えるのではなく、まずは自分自身を見つめなおし、自分を知ることから始めましょう。

自己分析をする際は、家族や友人、先輩・後輩やアルバイト先の人など、様々な立場の人と話し、周囲から「どんな人間だと思われているか」を知ることも大切です。

業界研究

その業界の『今』だけでなく、『10年後』『30年後』を見据えることがポイントです。また、消費者としての企業のイメージだけでなく、『ビジネスパーソン』として業界のことを考えてみましょう。

《業界研究の仕方は?》

・採用ホームページ、就職サイトの企業情報を見る
・説明会に参加する
・OBOG訪問
・ニュースや書籍で調べる
・店舗に実際に訪れたり、商品を手に取ってみたりする

具体的に書く

あなたの強みや経験が魅力的に伝わるように、数字やエピソードを交えて具体的に書きましょう。特に、ゼミ・サークル・ボランティア・アルバイトなどは多くの学生がESに書きます。具体的に『あなたらしさ』が伝わるように書くことがポイントです。映像が浮かぶ文章は読み進めたくなります!

・出来事だけでなく、気持ちや感情の移り変わりを書く
・「 」を利用し、具体的に言われた言葉や言った言葉を書く
・実績や規模感が伝わるように具体的な数字を書く

自己PRを例に見ていきましょう!

ゼミ

ゼミの特徴や力を入れている部分を書こう。
・論文作成 → テーマは?
・フィールドワーク → どこで?
・ディスカッション → どのように?

ボランティア

どのような経験・関わり方をしたのか書こう。
・ボランティアに参加した理由
・どのような関わり方をしたか
・実際に取り組んだこと

サークル

どのようなサークルなのか端的に書こう。
・50年の歴史があるテニスサークル
・関東リーグで毎年優勝しているテニスサークル
・6大学合同のテニスサークル
実績も具体的に書こう。
・関東リーグで1位
・イベントに1000名動員
・500名の部員をまとめた

アルバイト

どのような店舗なのか端的に書こう。
・高齢者が多く来店するカフェ
・子供連れが多いカフェ
・グループ内で最も売上の多いカフェ
・1時間で20万を売り上げるカフェ
努力した結果は、実績も交えて具体的に書こう。
・売上を1日あたり1.5倍にした
・お客様の満足度調査で10ポイントアップした

一貫性

伝えたいことを明確にし、一貫性のある文章を心がけましょう。
【1文目】結論・伝えたいこと 【2文目】具体的な説明や理由 【3文目】エピソード
文章の基本はこの3文構成。一文はシンプルに短くすることを心がけましょう。また、文章の最後の一文で、結論(一番伝えたいこと)をもう一度書きましょう。

趣味

趣味や特技・資格を記載する箇所があるESもあります。趣味や特技はあなたの人となりを伝えることが出来る箇所です。

(例)食べることを具体化すると…

・行列のできるラーメン屋さんに並ぶこと
・旅行先でその土地ならではの料理を食べること
・立ち飲み屋さんで同じテーブルになった人とお酒を飲むこと
・新しいお店に行くこと

具体的に書くことで、あなたらしさが伝わります。面接官も「おっ!面白そうだな」と感じ、質問してくれる可能性も高まります。