君の魅力はそんなもんじゃない。 自分プレゼンノートのつくり方

INTRODUCTION

ATTENTION 02
魅力的な大人になろう!

「強みと魅力」について、もう少し考えてみよう。

「強みと魅力」を見つけるためには、企業があなたに何を求め、何を期待しているのかを徹底的に考えてみることが必要。それが、いわゆる「TPOを意識した自己分析」ってやつなんです。
例えば、短所を聞かれた時「心配性なところ」と答えただけでは企業にとっては全く魅力的じゃない・・・。短所だから、すぐに思いつく短所をそのままでいい、ってわけではないんです。なら、良い格好をするために嘘をつけばいいのか?ということでも、もちろんなくて。例えば、「心配性なところが短所です。しかし、納得のいく決断ができるまで考え抜くので、一度決めたらその信念を貫くことができます。」と答えてみると、あなたの短所はとても好印象に。自分の信念を持った人なんだな、とあなたの人間性が伝わりますよね。

なぜ、この答え方がいいのかと言うと、TPOを意識できてるからなんですね。「自分を売り込む」という意識を忘れずに、自己分析ができている。あらゆる項目を「強みと魅力」につなげるという意識がもててるんですね。これが、初めのうちはなかなかできないかもしれません。

企業は、エントリーシートからあなたの様々な力を見抜こうとしてます。「人間性・倫理観」「社会性」「職業観」「責任感」「国際への意識」「実行力」「コミュニケーション能力」「情報収集力」「プレゼンテーション能力」「異文化理解力」「基礎学力」「論理的な思考力」「戦略的な思考力」「独創性」など。ここにあげたものが全てではないほどに、企業はいろいろ見ようとしてる。逆に、それがまったく意識できていない『カタログ』は、まったく魅力的じゃないわけです。味気ない自己紹介文、機械的な説明文を並べ立てても、ダメ!魅力は伝わりません。
すべての項目を、あなたの魅力につなげる。これを絶対に忘れないでほしい!

※TPOは、Time(時)とPlace(場所)とOccasion(場合)の意。