乳業分野では、業界大手企業の経営統合が進む。業界1位が明治ホールディングスの乳業部門企業である明治乳業。2位に森永乳業、3位に雪印乳業と日本ミルクコミュニティが経営統合した雪印メグミルクが続く。
水産分野では、魚介類の販売よりも、冷凍・レトルト食品の製造・販売へのシフトを強めている。また海外企業との資本提携を進め海外販売網の強化を図る。最大手はマルハニチロホールディングス。その他に日本水産、冷凍食品首位のニチレイなど。10年1月に加ト吉から社名変更したテーブルマークは、ブランドの再構築で躍進を狙う。
製菓・パン分野の売上高トップは山崎製パン。明治製菓、ロッテ、江崎グリコ、森永製菓がこれに続く。輸入小麦の政府売り渡し価格が10年10月に2年ぶりに引き上げられた。収益確保を目指すため、生産ラインや商品・生産拠点の見直しなどに取り組む企業が目立つ。
製粉・パスタ製造分野では、日清製粉グループ本社がトップ。日本製粉、昭和産業がそれに続く。
調味料分野は、味の素、キユーピー、日清オイリオグループ、キッコーマン、ハウス食品、カゴメが主要大手。主力商品は異なっており、各社が自社製品のさらなる改良を続けている。国内市場の飽和感が強まっておりアジア新興国中心に海外進出が進む。キユーピーは10年からマレーシア工場を稼働、味の素も13年までにタイでの新工場設立を発表した。 |